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子どもが主役

子育てQ&A

東京大学・開教授 講演会レポート ~子どものこころの発達とコミュニケーションの大切さ~

27年4月21日、横須賀総合福祉会館で、横須賀市こども政策アドバイザーを務めている東京大学・開教授の講演会を開催しました。
「子どものこころの発達とコミュニケーションの大切さ」をテーマとし、子育てをしているお母さんから寄せられた代表的な悩みや疑問に、お答え頂きました。

子育てQ&A

Q1.乳幼児とのよりよいコミュニケーションの仕方を、月齢別に教えて下さい。また、心の穏やかな人間に育てるには、何を心がけたらいいのでしょうか。
A1.研究により、6~8カ月の子どもは、既に社会認知ができることが分かっています。(誰が意地悪をするか、誰が助けてくれるのか、等)コミュニケーションの仕方の「教科書」はないので、あせらず、あわてず、楽しく自然に接することが大切です。

Q2.赤ちゃんがあまり目を見てくれず、音が鳴る方も見ようとしません。上手くコ ミュニケーションをとる方法を教えて下さい。
A2.言葉が出なくても優しく語りかけることが大切です。マザリーズ※の練習にもなります。ただし、本当に心配な場合は、健康福祉センターや医師に相談しましょう。

※マザリーズ(お母さんが使う赤ちゃん語)について
ほとんどの人は小さな子どもに接するときに本能的に語り方、イントネーションやスピードを変えています。マザリーズはいけないという専門家もいるが、実は子どもの言語の発達を促す効果があります。(例えば、文節ごとの区切りを分かり易くする、などがあります。

Q3.抱っこが大好きで私(母)から離れられません。人見知り、場所見知りも強く、こわがりな1歳10カ月の息子がいます。
A3.普通のことなので、気に留める必要はありません。ほとんどの場合、大きくなれば「親」が構って欲しくても、構ってくれなくなるので、むしろ今の状況を楽しんだ方が良いのではないでしょうか。

Q4.子どもの笑顔について教えてほしい。
A4.赤ちゃんには、寝ているときにニタッとする原始的微笑があります。
大人のスマイル(社会的微笑)とは区別されていますが、現在研究中です。

Q5.乳幼児期に大切な子育てのポイントを教えて下さい。
A5.あせらず、あわてず、楽しく行うこと。困ったことがあったら1人で悩まず、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、保育士さんなど、色々な人の力を借りて一緒に子育てしましょう。

Q6.息子は4才から幼稚園に入る予定ですが、私が教えられることにも、すでに限界を感じています。公園、おもちゃ、テレビなど。このまま同じような毎日を送っていていいのでしょうか?
A6.最高に良い母だと思います。このまま続けて下さい。

Q7.一人っ子、共働きの家庭では、どのようなことに注意して育てたら良いか。
A7.共働きだから…ということで、戸惑う必要は全くありません。保育園は楽しいところです。いい加減な情報に惑わされないようにしてください。

Q8.子どもの才能や好奇心を開花させるために小さな頃からできる親の働きかけは?
A8.才能を小さな頃から「予測」することは困難です。親としてできることは、愛情を持って接することです。

Q9.「叱るより褒める方が良い」と言いますが、悪い事を何度もしたり、同じ事を何度も繰り返す時にはどのような対処、罰を与えるべきでしょうか?
A9.小さなお子さんの場合、構って欲しくていたずらすることもあるので、気に留める必要はありません。ただし、非常に危険なことをした場合は、「即座」に叱ることが大切です。

Q10.自分の思い通りにいかないと癇癪を起こす事があり(1歳8カ月)、どこまで自由にさせて良いのか子育てに迷っています。対処法があれば教えて欲しいです。
A10.「感情」のコントロールは3歳ごろからできるようになります。今は、別の遊びなどを提案して子どもの気を別のことにそらす方法が良いかと思います。

Q11.人間の性格形成は、3才までに作られるとよく聞きますが、少し過ぎてしまった年代の子どもがいます。親心で、こうなってほしい、こうあってほしくないなどの希望がありますが、幼児期以降にでも親としてできること、与えたらよい環境などがあればお伺いしたいです。
A11.人生とは予測できないもので、必ずしも親の希望どおりに育つとは限らないものです。私から言えることは、愛情を持って接して頂きたいということだけです。

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